441行目: |
441行目: |
| # PBC は出力ポートを決定するために、フレーム ディスクリプタを使用します 同じ ASIC に出力ポートがあるため、結果は同じ ASIC のイーグレス・キューイング・システム (EQS) に送信されます | | # PBC は出力ポートを決定するために、フレーム ディスクリプタを使用します 同じ ASIC に出力ポートがあるため、結果は同じ ASIC のイーグレス・キューイング・システム (EQS) に送信されます |
| # EQS は PBC から通知を受信し、出力処理のために送信されるパケットをスケジュールします | | # EQS は PBC から通知を受信し、出力処理のために送信されるパケットをスケジュールします |
| + | # EQS はパケットを送信するために PBC へ信号を送り、ディスクリプタをイーグレス・フォワーディング・コントローラ (EFC) とリライト・エンジン (RWE) の両方に送ります |
| + | # EFC は出力機能を完了させ、RWE へ最終リライトディスクリプタを送信します |
| + | # RWE は最終ディスクリプタでパケット リライトを機能させ、パケットを出力 FIFO へ送信します |
| + | # 出力 FIFO はパケットを出力 MACsec に送信します |
| + | # 出力 MACsec は、NIF でフレームを通過する際に必要であれば、ワイヤレートで暗号化します パケットはパックプレーンを通過し、ラインカード ポートの 1 つから外部へ送信されます |
| + | |
| + | ==== ASIC 間の入力と出力ユニキャスト フォワーディング ==== |
| + | 画像 25. は ASIC 間でユニキャスト パケット フォワーディングの視覚的な表現を表しています。 |
| + | [[ファイル:C95 arc-25.png|なし|フレーム|画像 25. C9500 ハイパフォーマンス ASIC 間のパケット ウォーク]] |
| + | |
| + | |
| + | 以下がパケットが Catalyst 9500 のフロント パネル ポートに入ったときの、一般的なイベントの流れです。 |
| + | # パケットがラインカードの入力側ポートに到着します ; PHY は信号を変換し、ビットをシリアル化してから、バックプレーンに向かう、ネットワーク インターフェース (NIF) にパケットを送信します |
| + | # パケットはバックプレーンを経由して、1 つの ASIC の NIF に伝わります |
| + | # NIF は入力 MACsec エンジンにパケットを通過させます その MACsec エンジンは必要に応じてパケットを復号化します その復号化はラインレートで実行されます そのパケットは入力ファースト・イン・ファースト・アウト (FIFO) に入ります |
| + | # その入力 FIFO は、並行してパケットをイングレス・フォワーディング・コントローラ (IFC) とパケット・バッファ・コンプレックス (PBC) に送信します |
| + | # その IFC はレイヤ 2 , レイヤ 3 , アクセス・コントロール・リスト (ACL) , クオリティ・オブ・サービス (QoS) ルックアップ、そして転送結果 (フレーム ディスクリプタ ヘッダ) を PBC に送信します |
| + | # PBC は出力ポートを決定するために、フレーム ディスクリプタを使用します 別の ASIC に出力ポートがあるため、結果は別の ASIC のイングレス・キューイング・システム (IQS) が ASIC 間接続を使用して宛先 ASIC に送信するため、スケジュールします |
| + | # 宛先 ASIC の PBC は、ASIC 間接続経由で送信元 ASIC からのパケットを受信します |
| + | # PBC はフレーム ディスクリプタを EQS に送信します |
| + | # EQS は PBC から通知を受信し、出力処理のために送信されるパケットをスケジュールします |
| + | # EQS はパケットを送信するために PBC へ信号を送り、ディスクリプタをイーグレス・フォワーディング・コントローラ (EFC) とリライト・エンジン (RWE) の両方に送ります |
| + | # EFC は出力機能を完了させ、RWE へ最終リライトディスクリプタを送信します |
| + | # RWE は最終ディスクリプタでパケット リライトを機能させ、パケットを出力 FIFO へ送信します |
| + | # 出力 FIFO はパケットを出力 MACsec に送信します |
| + | # 出力 MACsec は、NIF でフレームを通過する際に必要であれば、ワイヤレートで暗号化します パケットはパックプレーンを通過し、ラインカード ポートの 1 つから外部へ送信されます |
| + | |
| + | |
| + | ==== マルチキャスト フォワーディング ==== |
| + | 画像 26. はマルチキャスト パケットが Catalyst 9500 のフロント パネル ポートに入ったときの、一般的なイベントの流れです。 |
| + | [[ファイル:C95 arc-26.png|なし|フレーム|画像 26. ASIC 内のマルチキャスト パケット ウォーク]] |
| + | |
| + | # パケットがラインカードの入力側ポートに到着します ; PHY は信号を変換し、ビットをシリアル化してから、バックプレーンに向かう、ネットワーク インターフェース (NIF) にパケットを送信します |
| + | # パケットはバックプレーンを経由して、1 つの ASIC の NIF に伝わります |
| + | # NIF は入力 MACsec エンジンにパケットを通過させます その MACsec エンジンは必要に応じてパケットを復号化します その復号化はラインレートで実行されます そのパケットは入力ファースト・イン・ファースト・アウト (FIFO) に入ります |
| + | # その入力 FIFO は、並行してパケットをイングレス・フォワーディング・コントローラ (IFC) とパケット・バッファ・コンプレックス (PBC) に送信します |
| + | # その IFC はレイヤ 2 , レイヤ 3 , アクセス・コントロール・リスト (ACL) , クオリティ・オブ・サービス (QoS) ルックアップ、そして転送結果 (フレーム ディスクリプタ ヘッダ) を PBC に送信します この場合のフレーム ディスクリプタは、レプリケーション テーブルのポインタです |
| + | # PBC は出力ポートを決定するために、フレーム ディスクリプタを使用します (もしレシーバーが別の ASIC であれば、IQS は ASIC 間接続経由で宛先 ASIC にパケット送信をスケジュールします) ASIC 内のローカルにレシーバがある場合は、結果をイーグレス・キューイング・システム (EQS) に送信します |
| + | # EQS は PBC から通知を受信し、結果に基づいて、アクティブ・キューイング・マネージメント (AQM) が出力ポートのリストを生成し、それらの出力ポートそれぞれにパケットをスケジュールします |
| # EQS はパケットを送信するために PBC へ信号を送り、ディスクリプタをイーグレス・フォワーディング・コントローラ (EFC) とリライト・エンジン (RWE) の両方に送ります | | # EQS はパケットを送信するために PBC へ信号を送り、ディスクリプタをイーグレス・フォワーディング・コントローラ (EFC) とリライト・エンジン (RWE) の両方に送ります |
| # EFC は出力機能を完了させ、RWE へ最終リライトディスクリプタを送信します | | # EFC は出力機能を完了させ、RWE へ最終リライトディスクリプタを送信します |