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# PBC は出力ポートを決定するために、フレーム ディスクリプタを使用します  同じ ASIC に出力ポートがあるため、結果は同じ ASIC のイーグレス・キューイング・システム (EQS) に送信されます
 
# PBC は出力ポートを決定するために、フレーム ディスクリプタを使用します  同じ ASIC に出力ポートがあるため、結果は同じ ASIC のイーグレス・キューイング・システム (EQS) に送信されます
 
# EQS は PBC から通知を受信し、出力処理のために送信されるパケットをスケジュールします
 
# EQS は PBC から通知を受信し、出力処理のために送信されるパケットをスケジュールします
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# EQS はパケットを送信するために PBC へ信号を送り、ディスクリプタをイーグレス・フォワーディング・コントローラ (EFC) とリライト・エンジン (RWE) の両方に送ります
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# EFC は出力機能を完了させ、RWE へ最終リライトディスクリプタを送信します
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# RWE は最終ディスクリプタでパケット リライトを機能させ、パケットを出力 FIFO へ送信します
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# 出力 FIFO はパケットを出力 MACsec に送信します
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# 出力 MACsec は、NIF でフレームを通過する際に必要であれば、ワイヤレートで暗号化します  パケットはパックプレーンを通過し、ラインカード ポートの 1 つから外部へ送信されます
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==== ASIC 間の入力と出力ユニキャスト フォワーディング ====
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画像 25. は ASIC 間でユニキャスト パケット フォワーディングの視覚的な表現を表しています。
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[[ファイル:C95 arc-25.png|なし|フレーム|画像 25. C9500 ハイパフォーマンス ASIC 間のパケット ウォーク]]
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以下がパケットが Catalyst 9500 のフロント パネル ポートに入ったときの、一般的なイベントの流れです。
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# パケットがラインカードの入力側ポートに到着します ; PHY は信号を変換し、ビットをシリアル化してから、バックプレーンに向かう、ネットワーク インターフェース (NIF) にパケットを送信します
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# パケットはバックプレーンを経由して、1 つの ASIC の NIF に伝わります
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# NIF は入力 MACsec エンジンにパケットを通過させます  その MACsec エンジンは必要に応じてパケットを復号化します  その復号化はラインレートで実行されます  そのパケットは入力ファースト・イン・ファースト・アウト (FIFO) に入ります
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# その入力 FIFO は、並行してパケットをイングレス・フォワーディング・コントローラ (IFC) とパケット・バッファ・コンプレックス (PBC) に送信します
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# その IFC はレイヤ 2 , レイヤ 3 , アクセス・コントロール・リスト (ACL) , クオリティ・オブ・サービス (QoS) ルックアップ、そして転送結果 (フレーム ディスクリプタ ヘッダ) を PBC に送信します
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# PBC は出力ポートを決定するために、フレーム ディスクリプタを使用します  別の ASIC に出力ポートがあるため、結果は別の ASIC のイングレス・キューイング・システム (IQS) が ASIC 間接続を使用して宛先 ASIC に送信するため、スケジュールします
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# 宛先 ASIC の PBC は、ASIC 間接続経由で送信元 ASIC からのパケットを受信します
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# PBC はフレーム ディスクリプタを EQS に送信します
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# EQS は PBC から通知を受信し、出力処理のために送信されるパケットをスケジュールします
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# EQS はパケットを送信するために PBC へ信号を送り、ディスクリプタをイーグレス・フォワーディング・コントローラ (EFC) とリライト・エンジン (RWE) の両方に送ります
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# EFC は出力機能を完了させ、RWE へ最終リライトディスクリプタを送信します
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# RWE は最終ディスクリプタでパケット リライトを機能させ、パケットを出力 FIFO へ送信します
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# 出力 FIFO はパケットを出力 MACsec に送信します
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# 出力 MACsec は、NIF でフレームを通過する際に必要であれば、ワイヤレートで暗号化します  パケットはパックプレーンを通過し、ラインカード ポートの 1 つから外部へ送信されます
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==== マルチキャスト フォワーディング ====
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画像 26. はマルチキャスト パケットが Catalyst 9500 のフロント パネル ポートに入ったときの、一般的なイベントの流れです。
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[[ファイル:C95 arc-26.png|なし|フレーム|画像 26. ASIC 内のマルチキャスト パケット ウォーク]]
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# パケットがラインカードの入力側ポートに到着します ; PHY は信号を変換し、ビットをシリアル化してから、バックプレーンに向かう、ネットワーク インターフェース (NIF) にパケットを送信します
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# パケットはバックプレーンを経由して、1 つの ASIC の NIF に伝わります
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# NIF は入力 MACsec エンジンにパケットを通過させます  その MACsec エンジンは必要に応じてパケットを復号化します  その復号化はラインレートで実行されます  そのパケットは入力ファースト・イン・ファースト・アウト (FIFO) に入ります
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# その入力 FIFO は、並行してパケットをイングレス・フォワーディング・コントローラ (IFC) とパケット・バッファ・コンプレックス (PBC) に送信します
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# その IFC はレイヤ 2 , レイヤ 3 , アクセス・コントロール・リスト (ACL) , クオリティ・オブ・サービス (QoS) ルックアップ、そして転送結果 (フレーム ディスクリプタ ヘッダ) を PBC に送信します  この場合のフレーム ディスクリプタは、レプリケーション テーブルのポインタです
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# PBC は出力ポートを決定するために、フレーム ディスクリプタを使用します  (もしレシーバーが別の ASIC であれば、IQS は ASIC 間接続経由で宛先 ASIC にパケット送信をスケジュールします)  ASIC 内のローカルにレシーバがある場合は、結果をイーグレス・キューイング・システム (EQS) に送信します
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# EQS は PBC から通知を受信し、結果に基づいて、アクティブ・キューイング・マネージメント (AQM) が出力ポートのリストを生成し、それらの出力ポートそれぞれにパケットをスケジュールします
 
# EQS はパケットを送信するために PBC へ信号を送り、ディスクリプタをイーグレス・フォワーディング・コントローラ (EFC) とリライト・エンジン (RWE) の両方に送ります
 
# EQS はパケットを送信するために PBC へ信号を送り、ディスクリプタをイーグレス・フォワーディング・コントローラ (EFC) とリライト・エンジン (RWE) の両方に送ります
 
# EFC は出力機能を完了させ、RWE へ最終リライトディスクリプタを送信します
 
# EFC は出力機能を完了させ、RWE へ最終リライトディスクリプタを送信します

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