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このハードウェア設計は、Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチそれぞれのスタック ポートのデータ転送パフォーマンスを大いに増大させます。
 
このハードウェア設計は、Cisco Catalyst 9300 シリーズ スイッチそれぞれのスタック ポートのデータ転送パフォーマンスを大いに増大させます。
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リングごとの最大スループット : それぞれのスタック リングは 40 Gbps までのデータ転送が可能です。9300 のモジュラーアップリンクモデルでは、6 つの内部スタックリングを持ち、スイッチごとに 240G (空間的再利用プロトコルによるユニキャストで 480G ) の集約スループットを可能にします。
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'''リングごとの最大スループット :''' それぞれのスタック リングは 40 Gbps までのデータ転送が可能です。9300 のモジュラーアップリンクモデルでは、6 つの内部スタックリングを持ち、スイッチごとに 240G (空間的再利用プロトコルによるユニキャストで 480G ) の集約スループットを可能にします。
    
固定アップリンク モデルでは、4 つの内部スタックリングを持ち、スイッチごとに 160G (空間的再利用プロトコルによるユニキャストで 320G ) の集約スループットを可能にします。
 
固定アップリンク モデルでは、4 つの内部スタックリングを持ち、スイッチごとに 160G (空間的再利用プロトコルによるユニキャストで 320G ) の集約スループットを可能にします。
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{| class="wikitable"
 
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表 3. Cisco StackWise アーキテクチャの詳細
 
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!Catalyst 9300
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モジュラー アップリンク
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モデル (StackWise-480)
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!Catalyst 9300
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固定アップリンク
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モデル (StackWise-320)
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|合計のリング数
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|6
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|4
 
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|リングごとのスループット
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|40 Gbps
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|40 Gbps
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|-
 
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|スタックごとのスループット
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+
 
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(フル リング)
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|240 Gbps
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|160 Gbps
 
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|-
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|スタックごとのスループット
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(フル リング) + SRP
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|480 Gbps
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|320 Gbps
 
|}
 
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=== スタック ディスカバリ (発見) ===
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すべてのスイッチに電源が入ってスタック インターゲースが Up になるとすぐに、スタック ディスカバリ プロトコル (SDP) がブロードキャストを使用して、スタックのトポロジを検出します。隣接機器の情報は、スタック内で他のすべてのスイッチと共有されます。
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フル リングでは、すべてのメンバーが見つかった後に、ディスカバリを終了します。すべてのスイッチが見つかるとすぐに、スイッチの番号が決定されます。スイッチ番号が競合したあとに解決されると、その番号は将来使用するために、フラッシュの変数領域に保存されます。
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ACTIVE 選出はディスカバリが終わった後に開始されます。
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以下のコマンドがスタック ケーブルのステータス チェックに使用可能で、スタック ケーブル経由で検出された隣接機器を特定できます。
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=== アクティブ選出 ===
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スタックの再起動処理か初期起動が完了する時、ACTIVE と STANDBY の役割のスイッチを 1つずつ決定するために、すべてのスイッチは選出処理を経る必要があります。すべてのメンバー スイッチは、すべてが 120 秒以内に起動した場合、スタックで ACTIVE の選出に参加します。
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アクティブ スイッチ選出では、以下の順番でパラメータが考慮されます。
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* 高優先度
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* 最小 MAC アドレス
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スタック内で高可用性同期の高負荷を避けるために、ACTIVE スイッチの選出から 2 分後に、STANDBY が選出されます。デフォルトではすべてのスイッチに優先度 1 が設定されています。
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したがって、優先度が明示的に定義されていない場合、ACTIVE スイッチの決定は MAC アドレス大小の比較に移ります。
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The switch with a lower MAC address will take the role of the ACTIVE switch. The remaining switches join the stack as member switches. Once all the switches in the stack are discovered as members, the ACTIVE switch elects the STANDBY switch. Any switch that you add to the stack after the completion of election process is considered a straggler and will not participate in the ACTIVE stack switch election.
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この場合、最小 MAC アドレスのスイッチが ACTIVE スイッチの役割を取ることになるでしょう。他のスイッチはスタックにメンバー スイッチとして参加します。スタックのすべてのスイッチが

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