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代表的に IP 電話は、VoIP とシグナリング (それぞれデフォルト値は 5 と 3) の両方について、802.1Q/p CoS 値をマーキングする能力を持っています。さらに、それらは VoIP を DSCP EF に、コール シグナリングを DSCP CS3 にマークする能力も持っています。
 
代表的に IP 電話は、VoIP とシグナリング (それぞれデフォルト値は 5 と 3) の両方について、802.1Q/p CoS 値をマーキングする能力を持っています。さらに、それらは VoIP を DSCP EF に、コール シグナリングを DSCP CS3 にマークする能力も持っています。
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Classification
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==== クラシフィケーション ====
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入力クラシフィケーションは、ポリシーが適用されたインターフェースで、スイッチにパケットが届いた時に実施されます。
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Cisco Catalyst 9000 ファミリ スイッチは、以下のクラシフィケーションを使用します。:
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Ingress classification is applied when the packet comes into the switch and policy is applied on the interface.
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* アクセス・コントロール・リスト (ACLs) (送信元 / 宛先 IP , TCP / UDP ポート , その他)
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* DSCP
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* IP プレシデンス (ToS)
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* IPv6 トラフィック クラス
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* dot1q CoS
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* MPLS EXP (17.3.1 からサポート)
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* ネットワーク・ベースド・アプリケーション・認識 (NBAR) プロトコル
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* VLANs
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Cisco Catalyst 9000 family switches support classification using:
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==== クラシフィケーション ====
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クラシフィケーションは、複数のクラシフィケーション パラメータ間で、"AND" や "OR" などの論理演算子を使用できます。
入力クラシフィケーションは、ポリシーが適用されたインターフェースで、スイッチにパケットが届いた時に実施されます。
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以下の例は "AND" と "OR" の論理演算子間の典型的な違いです。<syntaxhighlight lang="c">
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class-map match-any VOICE
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match ?
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access-group    Access group
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--- Or ---
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dscp            Match DSCP in IPv4 and IPv6 packets
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</syntaxhighlight>ノート : "match-any" は、access-group "OR" DSCP 値にマッチします
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<syntaxhighlight lang="c">
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class-map match-all VOICE
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match ?
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access-group    Access group
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--- And ---
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dscp            Match DSCP in IPv4 and IPv6 packets
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--- And ---
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vlan            VLANs to match
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</syntaxhighlight>ノート : "match-all" は、access-group "AND" DSCP 値 "AND" Vlan のすべてにマッチします
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The classification result will be used for:
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●     Policing
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●     Conditional or unconditional marking
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For detailed information on how the UADP ASIC implements ingress classification in hardware, refer to Appendix A.
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Cisco Catalyst 9000 ファミリ スイッチは、以下のクラシフィケーションを使用します。:
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クラシフィケーション結果は、以下で使用されます :
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●     Access Control Lists (ACLs) (source/destination IP, TCP/UDP ports, and more)
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* ポリシング
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* 条件付き or 非条件付きマーキング
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●     DSCP
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UADP ASIC の実装における、ハードウェア入力クラシフィケーションの詳細情報は、付録 A. を参照してください。
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●     IP precedence
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==== ポリシング ====
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入力ポリサーは、入力レートを下げfるために使用される、もう 1 つの QoS ツールです。このセクションでは、超過したトラフィックを早急にドロップさせることで、ポリサーがどのようにトラフィック削減を実現しているか説明します。[[ファイル:C90-QoS-15.png|なし|フレーム|画像 15. ポリサーの動作]]MQC モデル経由でポリサーを設定するために、使用するパラメータについて、以下で説明します。
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●     Traffic class
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==== '''ポリサーレートとバースト''' ====
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ポリシングの設定には、レートとバーストの 2 つの重要なパラメータがあります。そのレート (コミッテド・インフォーメーション・レート (CIR)) は特定の時間間隔 (通常は Kbps , Mbps , Gbps を参照します) の間、最大限転送することができるデータ量を定義したものです。与えられた時間内に受信できる全体データ量は、バーストと呼ばれます。
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●     CoS
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これらのパラメータがどのように相互作用するかのシンプルな例として、レート 10Mbps とバースト 11Mbps を使用するポリシーを挙げます。このポリシーは 10Mbps  (レート) のデータを、特定の時間間隔で最大 11Mbps で受信できることを指定します。このバーストはどのくらいデータを受信 (バケットをいっぱいにできることを想像してください) できるか、レートはどのくらいデータを転送 (バケットを空にできる速度を想像してください) できるかを定義します。
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●     EXP (from 17.3.1)
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An important point to stress is that the burst should never be less than the stated rate. If, for example, the burst was set at 8 Mbps, a rate of 10 Mbps would be impossible to achieve. If the bucket (burst receive size) can only ever hold 8 Mb, the maximum rate could be only 8 Mbps as well.
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●     Network-Based Application Recognition (NBAR) protocols
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強調するべき要なポイントは、決バーストは指定されたートよを下回ってはならない、ということです。仮に不可能な設定としてバーストを 8Mbps にセットしたとすると、レートを 10Mbps にセットしても、転送速度として 10Mbps を達成することはできません。もしバケット (バースト受信サイズ) は 8Mb だけ保持することができるため、同様に最大レートは 8Mbps のみになってしまいます。
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●     VLANs
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==== ピーク インフォメーション レートと最大バースト ====
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アクセス・コントロール・リスト (ACLs) (送信元)[[ファイル:C90-QoS-15.png|なし|フレーム|画像 15. ポリサーの動作]]
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==== ハードウェア インターバル ====
 
[[ファイル:C90-QoS-16.png|なし|フレーム|画像 16. ポリサー トークンが満ちる間隔]]
 
[[ファイル:C90-QoS-16.png|なし|フレーム|画像 16. ポリサー トークンが満ちる間隔]]
 
[[ファイル:C90-QoS-17.png|なし|フレーム|画像 17. UADP ASIC のポリサーのタイプ]]
 
[[ファイル:C90-QoS-17.png|なし|フレーム|画像 17. UADP ASIC のポリサーのタイプ]]

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