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例 2. のポリシーの結果として、すべてのキューがトラフィックの送信を有効化するためのバッファを持ちます。
 
例 2. のポリシーの結果として、すべてのキューがトラフィックの送信を有効化するためのバッファを持ちます。
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もう一つ重要なコマンドとして、バッファ使用率がポート キューごとにどのように変化するか、リアルタイムで示します。このコマンドは、ASIC から値を読み取ります。
 
もう一つ重要なコマンドとして、バッファ使用率がポート キューごとにどのように変化するか、リアルタイムで示します。このコマンドは、ASIC から値を読み取ります。
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   queue-limit dscp values af11 percent 100
 
   queue-limit dscp values af11 percent 100
 
</syntaxhighlight>ASIC で設定されたしきい値を見るためには、以下のコマンドを使用します。
 
</syntaxhighlight>ASIC で設定されたしきい値を見るためには、以下のコマンドを使用します。
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'''ステップ 2.''' ラベルの値がキューかしきい値に該当させるために、次のコマンドを使用します。
 
'''ステップ 2.''' ラベルの値がキューかしきい値に該当させるために、次のコマンドを使用します。
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* ウェイテッド・ランダム・アーリー・ディスカード (WRED)
 
* ウェイテッド・ランダム・アーリー・ディスカード (WRED)
 
<blockquote>WRED はキューがいっぱいになるために、帯域を超過したポートのキューで、ランダムにフレームを廃棄するためのアルゴリズムです。WRED はランダム・アーリー・ディスカード (RED) アルゴリズムがベースになっています。</blockquote><blockquote>RED と WRED を見る前に、TCP フロー管理を簡単に振り返ってみましょう。フロー管理は、TCP 送信側がネットワークを埋め尽くさないようにします。"TCP スロー スタート" アルゴリズム (RFC2001 で定義) はこれに対処するための解決策の一部です。それはフローを開始する時に指示し、1 つのパケットが送信されると、次に確認応答 (ACK) を待ちます。ACK が受信されると、TCP エンドポイントは 2 つのパケットを送信し、さらにデータを送る前に、次の ACK を待ちます。パケットの数を段々と増加させて送信します。これはフローが送信レベル (パケットを x 個送信) に達するまで継続し、ネットワークに混雑を伴う負荷を発生させないように、管理します。混雑が発生した場合、スロースタート アルゴリズムは、ウィンドウ サイズ (ACK を待つ前に送信したパケットの数) を抑制します。これによりネットワークがそれらをドロップせずに処理できる数に、送信が正規化されます。
 
<blockquote>WRED はキューがいっぱいになるために、帯域を超過したポートのキューで、ランダムにフレームを廃棄するためのアルゴリズムです。WRED はランダム・アーリー・ディスカード (RED) アルゴリズムがベースになっています。</blockquote><blockquote>RED と WRED を見る前に、TCP フロー管理を簡単に振り返ってみましょう。フロー管理は、TCP 送信側がネットワークを埋め尽くさないようにします。"TCP スロー スタート" アルゴリズム (RFC2001 で定義) はこれに対処するための解決策の一部です。それはフローを開始する時に指示し、1 つのパケットが送信されると、次に確認応答 (ACK) を待ちます。ACK が受信されると、TCP エンドポイントは 2 つのパケットを送信し、さらにデータを送る前に、次の ACK を待ちます。パケットの数を段々と増加させて送信します。これはフローが送信レベル (パケットを x 個送信) に達するまで継続し、ネットワークに混雑を伴う負荷を発生させないように、管理します。混雑が発生した場合、スロースタート アルゴリズムは、ウィンドウ サイズ (ACK を待つ前に送信したパケットの数) を抑制します。これによりネットワークがそれらをドロップせずに処理できる数に、送信が正規化されます。
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以下のようにコマンドでマッピングを確認でき、フロント パネル ポートをインスタンスにマッピングできます
 
以下のようにコマンドでマッピングを確認でき、フロント パネル ポートをインスタンスにマッピングできます
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* "qos queue-softmax-multiplier <100-1200>" コマンドを使用します  このコマンドは、DTS セクションで説明したものです  マイクロ バーストを吸収するために、PBC の能力を増加させるには、1200 に近い値を使用します
 
* "qos queue-softmax-multiplier <100-1200>" コマンドを使用します  このコマンドは、DTS セクションで説明したものです  マイクロ バーストを吸収するために、PBC の能力を増加させるには、1200 に近い値を使用します
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===== 2 ステージ リマーキング =====
 
===== 2 ステージ リマーキング =====
 
以下は 2 ステージ リマーキングを設定するための MQC ポリシーの例です :
 
以下は 2 ステージ リマーキングを設定するための MQC ポリシーの例です :
 
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[[ファイル:C90-QoS-0e.png|代替文=|なし|フレーム]]
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まとめ : 出力クラシフィケーション、ポリシング、マーキングは、QoS に関する UADP ASIC の機能を更に拡張します。それらは複数の送信元ポートから、パケットを取り出すためのオプションを提供し、1 つの出力 MQC ポリシーのみを適用する選択肢を提供します。さらに 2 ステージ リマーキング or ポリシングのオプションも提供します。
 
まとめ : 出力クラシフィケーション、ポリシング、マーキングは、QoS に関する UADP ASIC の機能を更に拡張します。それらは複数の送信元ポートから、パケットを取り出すためのオプションを提供し、1 つの出力 MQC ポリシーのみを適用する選択肢を提供します。さらに 2 ステージ リマーキング or ポリシングのオプションも提供します。
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* [https://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/ios-nx-os-software/ios-xe/nb-06-cisco-ios-xe-faq-en.html Open IOS XE FAQ]
 
* [https://www.cisco.com/c/en/us/products/collateral/ios-nx-os-software/ios-xe/nb-06-cisco-ios-xe-faq-en.html Open IOS XE FAQ]
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[[Category:アーキテクチャ]]
 
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