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その分類処理は、TCAM のテーブルを使用します。TCAM テーブルは MQC ポリシーをベースに事前プログラムされます。テーブルは必要とされるすべての分類に一致する、エントリが含まれています。
 
その分類処理は、TCAM のテーブルを使用します。TCAM テーブルは MQC ポリシーをベースに事前プログラムされます。テーブルは必要とされるすべての分類に一致する、エントリが含まれています。
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[[ファイル:C90-QoS-48.png|なし|フレーム|画像 48. TCAM ルックアップ (ステップ 1)]]
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画像 49. TCAM ルックアップ (ステップ 1)
         
スイッチはパケット ヘッダやマーカーを使用してハッシュキーを生成することで、ポリサーやリマークされた値を得ることができ、エントリと照合できます。
 
スイッチはパケット ヘッダやマーカーを使用してハッシュキーを生成することで、ポリサーやリマークされた値を得ることができ、エントリと照合できます。
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[[ファイル:C90-QoS-49.png|なし|フレーム|画像 49. TCAM ルックアップ (ステップ 2)]]
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画像 49. TCAM ルックアップ (ステップ 2)
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* より大きい (GT) とより小さい (LT) は、1 つの VCU を消費します
 
* より大きい (GT) とより小さい (LT) は、1 つの VCU を消費します
 
* 送信元と宛先レイヤ 4 処理は、別々の VCUs を消費します
 
* 送信元と宛先レイヤ 4 処理は、別々の VCUs を消費します
 
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[[ファイル:C90-QoS-50.png|なし|フレーム|画像 50. VCU 使用率]]
画像 50. VCU 使用率
         
VCU エントリは、ACL が複数の TCAM エントリ (アクセス リスト エントリ = ACE) で同じ範囲のポートを使用した場合、削減されます。
 
VCU エントリは、ACL が複数の TCAM エントリ (アクセス リスト エントリ = ACE) で同じ範囲のポートを使用した場合、削減されます。
   
=== 付録 B : UADP ASIC スケール ===
 
=== 付録 B : UADP ASIC スケール ===
 
表 4. に UADP ASICs スケールの情報をリストアップします。
 
表 4. に UADP ASICs スケールの情報をリストアップします。
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=== 付録 C : パケット フォーマットの詳細 ===
 
=== 付録 C : パケット フォーマットの詳細 ===
 
以下の画像 51. は、異なるキャプチャでパケットの中でマーカーを見つけて、どのように読み取るか示したものです。
 
以下の画像 51. は、異なるキャプチャでパケットの中でマーカーを見つけて、どのように読み取るか示したものです。
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[[ファイル:C90-QoS-51.png|なし|フレーム|画像 51. レイヤ 2 CoS (ユーザー プライオリティ) パケット フォーマット]]
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画像 51. レイヤ 2 CoS (ユーザー プライオリティ) パケット フォーマット
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画像 52. MPLS EXP パケットフォーマット
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[[ファイル:C90-QoS-52.png|なし|フレーム|画像 52. MPLS EXP パケットフォーマット]]
       
タイプ・オブ・サービス (ToS) は 1 バイトのフィールドで、IPv4 ヘッダに存在します。IPv6 ヘッダでも似たフィールドがあり、トラフィック クラスと呼ばれます。
 
タイプ・オブ・サービス (ToS) は 1 バイトのフィールドで、IPv4 ヘッダに存在します。IPv6 ヘッダでも似たフィールドがあり、トラフィック クラスと呼ばれます。
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[[ファイル:C90-QoS-53.png|なし|フレーム|画像 53. レイヤ 3 IP プレシデンス (ToS) と DSCP パケット フォーマット]]
          
ToS フィールドは 8 つのビットからなっており、最初の 3 ビットが IP パケットの優先度を示しています。これらの最初の 3 ビットは、IP プレシデンス ビットとして参照され、0 から 7 の値 (0 は低優先度で、7 が高優先度) を持ちます。Cisco IOS XE では IP プレシデンスによる設定を長年サポートしています。画像 54. は ToS ヘッダの IP プレシデンス ビットを説明しています。
 
ToS フィールドは 8 つのビットからなっており、最初の 3 ビットが IP パケットの優先度を示しています。これらの最初の 3 ビットは、IP プレシデンス ビットとして参照され、0 から 7 の値 (0 は低優先度で、7 が高優先度) を持ちます。Cisco IOS XE では IP プレシデンスによる設定を長年サポートしています。画像 54. は ToS ヘッダの IP プレシデンス ビットを説明しています。
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[[ファイル:C90-QoS-54.png|なし|フレーム|画像 54. IP プレシデンスとして ToS バイトを読む方法]]
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画像 54. IP プレシデンスとして ToS バイトを読む方法
         
ToS バイトは DSCP やトラフィック クラス フォーマットとして読むことができ、6 ビットを持っています。
 
ToS バイトは DSCP やトラフィック クラス フォーマットとして読むことができ、6 ビットを持っています。
 
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[[ファイル:C90-QoS-55.png|なし|フレーム|画像 55. DSCP と IP プレシデンス間の比較]]
画像 55. DSCP と IP プレシデンス間の比較
      
* ToS バイトの 3 つの最上位ビット (MSB) は、DSCP と互換性を持ち、IP プレシデンスとして、解釈されます
 
* ToS バイトの 3 つの最上位ビット (MSB) は、DSCP と互換性を持ち、IP プレシデンスとして、解釈されます

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