差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
926行目: 926行目:  
17.3(1) から MPLS EXP ベースとした WRED もサポートされます。
 
17.3(1) から MPLS EXP ベースとした WRED もサポートされます。
   −
パケットがキューに来た時、WRED は最初に計算されます。WRED に基づいて、キューが帯域幅を超過した場合、パケットは最初の WRED 計算でドロップされ、次にテールドロップでドロップされます。  
+
パケットがキューに来た時、WRED は最初に計算されます。WRED に基づいて、キューが帯域幅を超過した場合、パケットは最初の WRED 計算でドロップされ、次にテールドロップでドロップされます。
 +
 
 +
画像 23. に AFD で計算された WRED の例を示します。この計算は低しきい値の CoS 0 , 1 と、高しきい値の CoS 2 ,3 の平均をベースにしています。
 +
 
 +
 
 +
AFD はドロップの確率を以下のように計算します :
 +
 
 +
* CoS 0 ,1 が低優先度 = 20 と 高 = 30 の場合パケットの重み付けは以下 :
 +
 
 +
(20 + 30) / 2 = 重み付け 25 or CoS 2 , 3 より前にパケットをドロップさせはじめる
 +
 
 +
ドロップの確率は、(1 / weight) = 1 / 25 = 0.04
 +
 
 +
* CoS 2 ,3 が低優先度 = 60 と 高 = 80 の場合パケットの重み付けは以下 :
 +
 
 +
(60 + 80) / 2 = 重み付け 70 or CoS 0 , 1 より後にパケットをドロップさせはじめる
 +
 
 +
ドロップの確率は、(1 / weight) = 1 / 70 = 0.01428
 +
 
 +
CoS 0 , 1 のドロップ確率は、ドロップが早く開始され、キューをいっぱいになるとさらに増加するため、確率も常に高くなります。
    
=== 階層型 QoS ===
 
=== 階層型 QoS ===

案内メニュー