1行目: |
1行目: |
− | メーカーとして Cisco の SE が、[https://www.cisco.com/c/dam/global/ja_jp/products/collateral/switches/catalyst-9000/catalyst-9000-design-guide-basic.pdf Cisco Catalyst 9000 シリーズ スイッチ 実践ガイド(基本機能編)] を書いています。 | + | メーカーとして Cisco の SE さんが、[https://www.cisco.com/c/dam/global/ja_jp/products/collateral/switches/catalyst-9000/catalyst-9000-design-guide-basic.pdf Cisco Catalyst 9000 シリーズ スイッチ 実践ガイド(基本機能編)] を書いています。 |
| | | |
| 本ページでは被らない内容について扱います。 | | 本ページでは被らない内容について扱います。 |
16行目: |
16行目: |
| ホストなど、下位側の機器を収容します。用途によってもっと細分化しても良いでしょう。 | | ホストなど、下位側の機器を収容します。用途によってもっと細分化しても良いでしょう。 |
| | | |
− | * ホスト / サーバ / NW 機器 | + | * 例) ホスト / サーバ / NW 機器 |
| | | |
| 若番のポート番号を割り当てるのがおすすめです。 | | 若番のポート番号を割り当てるのがおすすめです。 |
| | | |
− | ==== わたりリンク ポート ==== | + | ==== わたりリンク ポート / Data Stack ポート / Switch Virtual Link (SVL) ポート ==== |
− | 冗長となる、同じ役割のスイッチ同士を接続します。一般的に正常時はトラフィックを流さないようにプロトコルを設計します。
| + | 冗長となる、同じ役割のスイッチ同士を接続します。一般的に正常時はトラフィックを流さないように L2 / L3 プロトコルを設計します。 |
| | | |
| アップリンクが全断したときでも切替ができるように、アップリンクと同じポート数を割り当てます。 | | アップリンクが全断したときでも切替ができるように、アップリンクと同じポート数を割り当てます。 |
27行目: |
27行目: |
| 中央付近や、アップリンクポートを割り当てたあとの老番ポートを割り当てるのがおすすめです。 | | 中央付近や、アップリンクポートを割り当てたあとの老番ポートを割り当てるのがおすすめです。 |
| | | |
− | ==== アップリンク ポート ==== | + | ===== Data Stack ポート : C9200/L , C9300/L/X ===== |
| + | StackWise-80 , 160 , 320 , 480 , 1T を構成する場合は、専用のスタック ケーブルを使用するため、わたりリンクのポートは必要ありません。 |
| + | |
| + | ===== SVL : C9400/X , C9500/X , C9600/X ===== |
| + | StackWise Vitual を構成する場合は、Switch Virtual Link (SVL) という呼称になります。 |
| + | |
| + | 正常時は基本的にトラフィックが流れないようになっており、障害時のみトラフィックが流れます。 |
| + | |
| + | ===== アップリンク ポート ===== |
| 上位の機器と接続します。下位の機器すべてが上位に通信するために、必要な帯域幅を持つ必要があります。 | | 上位の機器と接続します。下位の機器すべてが上位に通信するために、必要な帯域幅を持つ必要があります。 |
| | | |
33行目: |
41行目: |
| | | |
| * アップリンク ポートは、速度がより高速なポートを備える機種が多いため | | * アップリンク ポートは、速度がより高速なポートを備える機種が多いため |
− | * 例) C9500-40X-2Q は 10G x 40 の通常ポートと、40G x2 のアップリンクポートを持つ | + | ** 例) C9500-40X-2Q は 10G x 40 の通常ポートと、40G x2 のアップリンクポートを持つ |
| | | |
| === ブレイクアウト === | | === ブレイクアウト === |