「Catalyst 目的別コマンド」の版間の差分

提供: hkatou_Lab
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切り戻しに手間がかかりますが、これを自動で行ってくれます。
 
切り戻しに手間がかかりますが、これを自動で行ってくれます。
  
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=== CPU を使用しているプロセスを確認したい ===
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<syntaxhighlight lang="diff">
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Switch#show processes cpu sorted | exclude 0.00%
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CPU utilization for five seconds: 0%/0%; one minute: 0%; five minutes: 0%
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PID Runtime(ms)    Invoked      uSecs  5Sec  1Min  5Min TTY Process
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131        218      25084          8  0.15%  0.05%  0.03%  0 SIS Punt Process
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202        118        421        280  0.07%  0.03%  0.01%  0 Exec
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273        139      12529        11  0.07%  0.04%  0.01%  0 IPAM Manager
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</syntaxhighlight>exclude で 0% のプロセスを除外すると、かなり見やすいです。
 
[[カテゴリ:Catalyst]]
 
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2023年6月10日 (土) 21:06時点における版

Catalyst で調査するとき、役に立つコマンドをまとめました。

レイヤ 1

リンクダウン・シャットダウンポートをリストアップ

show interfaces status | include notconnect|disabled

移行設計を行う際、空きポートを調べたい状況があります。

| include で表示を絞ることで、未使用のリンクダウン・シャットダウンのポートをリストアップできます。

レイヤ 2

未使用 Vlan か調査し、削除できるか調べたい

show mac address-table dynamic Vlan <Vlan-ID>
show running-config Vlan<Vlan-ID>

複数のポートから受信していない + SVI が無い Vlan は、L2SW として動作していないため、

no vlan で削除できます。

ただしこの判断基準は、常時通信する機器ばかりであること or MAC エージングタイムが長い場合に限ります。

trunk ポートに大量に allowed された Vlan を少なくしたい

configure terminal
vlan <Vlan-ID>
 shutdown
end

vlan は 2-1001 の範囲なら、L2 レベルでシャットダウンすることが可能です。

vlan をシャットダウンすることで、trunk ポートの allowed vlan から

削除したのと同様の効果を得られ、かつ切り戻しが簡単に行なえます。


MAC アドレスが学習されていないが、削除するのが怖い Vlan で使用します。

レイヤ 3

vrf を毎回打つのが面倒なので、ログインしているセッションの vrf 自体を切り替えたい

routing-context vrf <vrf_name>

ping vrf <vrf_name> <dest_ip> などの、vrf <vrf_name> を毎回指定したくないときに使用します。

デフォルト vrf に戻るときは exit で戻ります。

WS-C3560CX 15.2(7)E7 で動作を確認、WS-C3750G 15.0(2)SE11 で未実装を確認しました。

システム

保存されていないコンフィグを調べたい・変更したコンフィグの差分を表示したい

show archive config differences nvram:startup-config system:running-config

startup-config と running-config の差分を表示できます。

出力された場合、設定変更したが保存を忘れている可能性があります。

Cisco IOS / IOS-XE は即時反映のため、Juniper Junos の show | comapre のように

候補コンフィグとの差分表示ではありません。

コンフィグを任意のコンフィグで置換したい・特定のコンフィグに切り戻したい

copy running-config flash:<yymmdd>_<hostname>.cfg
configure replace flash:<yymmdd>_<hostname>.cfg

事前にコンフィグを copy で保存しておき、configure replace で

コンフィグを置換することができます。


Cisco IOS CLI では no コマンドで設定を削除する必要があり、

切り戻しに手間がかかりますが、これを自動で行ってくれます。

CPU を使用しているプロセスを確認したい

Switch#show processes cpu sorted | exclude 0.00%
CPU utilization for five seconds: 0%/0%; one minute: 0%; five minutes: 0%
 PID Runtime(ms)     Invoked      uSecs   5Sec   1Min   5Min TTY Process
 131         218       25084          8  0.15%  0.05%  0.03%   0 SIS Punt Process
 202         118         421        280  0.07%  0.03%  0.01%   0 Exec
 273         139       12529         11  0.07%  0.04%  0.01%   0 IPAM Manager

exclude で 0% のプロセスを除外すると、かなり見やすいです。