差分

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# カウンタをクリア
 
# カウンタをクリア
 
# カウンタの事前ログを取得
 
# カウンタの事前ログを取得
# トラフィックを 100 などキリが良い数字で印加
+
# トラフィックを 100 フレームなどキリが良い数字で印加
 
# カウンタの事後ログを取得
 
# カウンタの事後ログを取得
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* 50 ドロップ フレーム / 1000 送信フレーム * 100 = 5% のドロップ率
 
* 50 ドロップ フレーム / 1000 送信フレーム * 100 = 5% のドロップ率
   −
ということになります。
+
ということになり、ドロップ割合を計算しなくても見て判別が可能となります。
    
=== rate 値の算出間隔を変更 ===
 
=== rate 値の算出間隔を変更 ===
1,262行目: 1,262行目:     
=== オーバーサブ (帯域超過) させるには ===
 
=== オーバーサブ (帯域超過) させるには ===
帯域幅を減らしてトラフィックを印加しましょう。
+
QoS を動作確認する場合、帯域超過させないと優先されるか確認できないケースが多いです。
 +
 
 +
この場合は帯域幅を減らして、トラフィックを印加しましょう。
    
* LAG のメンバーを 2 -> 1 にする
 
* LAG のメンバーを 2 -> 1 にする
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* IP アドレスを変更しても QoS 用 ACL のメンテナンスが必要ない
 
* IP アドレスを変更しても QoS 用 ACL のメンテナンスが必要ない
* Catalyst3850 から対応し、3750 / 4500 / 6500 系は対応しません
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* Catalyst3850 から対応し、2960 / 3750 / 4500 / 6500 系は対応しません
    
拠点ごとに Vlan が共通化されている場合は、特に効果が高いです。
 
拠点ごとに Vlan が共通化されている場合は、特に効果が高いです。
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IOS-XE 16.6.3 以降では、qos queue-stats-frame-count でフレーム単位に変更可能 <ref>[https://community.cisco.com/t5/tkb-%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9-%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88/catalyst-3650-catalyst-3850-catalyst-9000-qos-queue-stats-frame/ta-p/4270480 Catalyst 3650 / Catalyst 3850 / Catalyst 9000 :「qos queue-stats-frame-count」コマンドについて]</ref> です。
 
IOS-XE 16.6.3 以降では、qos queue-stats-frame-count でフレーム単位に変更可能 <ref>[https://community.cisco.com/t5/tkb-%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9-%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88/catalyst-3650-catalyst-3850-catalyst-9000-qos-queue-stats-frame/ta-p/4270480 Catalyst 3650 / Catalyst 3850 / Catalyst 9000 :「qos queue-stats-frame-count」コマンドについて]</ref> です。
   −
すでに監視システムから値を取得している Catalyst に設定すると、今までと異なる挙動になり過去のグラフが読み取りづらくなったり、単位を書き換え忘れたりするのに注意が必要です。
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すでに監視システムから値を取得している Catalyst に設定すると、今までと異なる挙動になり過去のグラフが読み取りづらくなったり、単位を書き換え忘れたりする可能性があることに注意が必要です。
    
== ハマりポイント ==
 
== ハマりポイント ==
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=== 優先キューのレベル 2 って使える ? ===
 
=== 優先キューのレベル 2 って使える ? ===
'''筆者は非推奨です。'''使う限り意図した通り動きませんでした。筆者は非推奨としています。
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'''筆者は非推奨です。'''検証した限りでは意図した通りに動きませんでした。
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* PQ1 ToS=5 と Q ToS=0 にワイヤレート、PQ2 にシェーピングレート以下で印加した場合、PQ2 でドロップが発生した
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* 期待する動作としては、PQ2 はドロップなし、Q ToS=0 でドロップが増加だった
    
CS4,5 / AF41-43 を PQ レベル 2 へ割り当てれば、まともに動くかもしれません。
 
CS4,5 / AF41-43 を PQ レベル 2 へ割り当てれば、まともに動くかもしれません。

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