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| == バッファ チューニングの測定方法と増加量確認 == | | == バッファ チューニングの測定方法と増加量確認 == |
− | オーバーサブスクリプション (帯域幅超過) されるトラフィックフローを作成し、追加でバッファリングされる量を測定しましょう。<syntaxhighlight lang="diff"> | + | オーバーサブスクリプション (帯域幅超過) されるトラフィックフローを作成・印加し、設定変更による追加でバッファリングされる量を測定しましょう。<syntaxhighlight lang="diff"> |
| Gi1/0/1 Gi1/0/24 | | Gi1/0/1 Gi1/0/24 |
| ->->->-> 3850 ->->->-> | | ->->->-> 3850 ->->->-> |
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| * 1K バイト x 100 万フレーム = 1GB | | * 1K バイト x 100 万フレーム = 1GB |
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− | バッファ チューニング前のドロップ数を基準値として、チューニング後に何フレームがドロップしなくなったか確認します。 | + | バッファ チューニング前のドロップ数を'''基準値'''として、チューニング後に何フレームがドロップしなくなったか確認します。 |
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− | ドロップ数で 1,000 フレームが減少した場合、1K バイト x 1,000 フレーム = 1M バイトのバッファが追加されたことになります。
| + | 1,000 フレーム ドロップ数が減少した場合、1K バイト x 1,000 フレーム = 1M バイトのバッファが追加されたことになります。 |
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| == TIPS == | | == TIPS == |
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| === オーバーサブ (帯域超過) させるには === | | === オーバーサブ (帯域超過) させるには === |
− | LAG のメンバーを 2 -> 1 にするなど、帯域幅を減らしてトラフィックを印加しましょう。 | + | 帯域幅を減らしてトラフィックを印加しましょう。 |
| + | |
| + | * LAG のメンバーを 2 -> 1 にする |
| + | * 1000Mbps のポートに印加 -> 100Mbps のポートから出力させる |
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| === ラクなマーキング方法ってある ? === | | === ラクなマーキング方法ってある ? === |
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| PQ は絶対優先されるため、L2 ループでトラフィックが溢れる、意図せず大量にパケットが流れる、といった事象が発生するとネットワークが完全に停止してしまいます。 | | PQ は絶対優先されるため、L2 ループでトラフィックが溢れる、意図せず大量にパケットが流れる、といった事象が発生するとネットワークが完全に停止してしまいます。 |
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− | 使用する VoIP プロトコルの 1 ユーザあたりの帯域幅 x ユーザ数などからサイジングして、適切な帯域幅でポリシングを設定するのを推奨します。 | + | 使用する VoIP プロトコルの 1 ユーザあたりの帯域幅 x ユーザ数などからサイジングして、適切な帯域幅でポリシングを設定することを推奨します。 |
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| === qos の統計情報がバイト単位で値がデカい + 他のプロダクトのフレーム/パケット単位と違っていて使いにくいんだけど・・・ === | | === qos の統計情報がバイト単位で値がデカい + 他のプロダクトのフレーム/パケット単位と違っていて使いにくいんだけど・・・ === |
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| StackWise Virtual を使用する場合は、通常ポートで DSCP=46 を PQ level 1 に流すことで、SVL と同様の設定になるようにします。 | | StackWise Virtual を使用する場合は、通常ポートで DSCP=46 を PQ level 1 に流すことで、SVL と同様の設定になるようにします。 |
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− | 以下は後継機 Catalyst9000 シリーズの SVL キュー割当です。
| + | 以下は Catalyst9000 シリーズの SVL キュー割当です。 |
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| ==== 参考資料 ==== | | ==== 参考資料 ==== |
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| === class-map で意図したとおりに match しないんだけど・・・ === | | === class-map で意図したとおりに match しないんだけど・・・ === |
− | match-all を使用していませんか ? match-all は and 条件を意味するため、すべての条件に当てはまったときのみ、そのクラスが割り当てられます。 | + | match-all を使用していませんか ? match-all は '''and 条件'''を意味するため、すべての条件に当てはまったときのみ、そのクラスが割り当てられます。 |
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− | 通常は match-any で or 条件とする場合が多いです。 | + | 通常は match-any で '''or 条件'''とする場合が多いです。 |
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| === PQ を設定したらラインレートが出なくなったんだけど・・・ === | | === PQ を設定したらラインレートが出なくなったんだけど・・・ === |
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| プライオリティキューが設定されている場合は、100% のラインレートトラフィックを送信できません。プライオリティキューが設定されている場合、ラインレートトラフィックは 99.6% にしかならないため、遅延は 20 マイクロ秒未満になります。</ref> 99.6% までに制限されます。 | | プライオリティキューが設定されている場合は、100% のラインレートトラフィックを送信できません。プライオリティキューが設定されている場合、ラインレートトラフィックは 99.6% にしかならないため、遅延は 20 マイクロ秒未満になります。</ref> 99.6% までに制限されます。 |
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− | == 出力 QoS を未設定のデフォルト キュー設定 == | + | == 出力 QoS を未設定時のデフォルト キュー設定 == |
| キューは 2 つに設定されています。DSCP とキューの割当は以下になります。 | | キューは 2 つに設定されています。DSCP とキューの割当は以下になります。 |
| [[ファイル:White-paper-c11-742388 22.png|代替文=Catalyst 9000 Default queue traffic mapping|なし|サムネイル|450x450ピクセル|Catalyst 9000 Default queue traffic mapping]] | | [[ファイル:White-paper-c11-742388 22.png|代替文=Catalyst 9000 Default queue traffic mapping|なし|サムネイル|450x450ピクセル|Catalyst 9000 Default queue traffic mapping]] |