差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
194行目: 194行目:  
** 例) DSCP=0 でワイヤレートを通常キューに双方向印加中に、DSCP=46 で PQ に双方向印加した時、DSCP=46 でドロップ無し・DSCP=0 でドロップが発生するか
 
** 例) DSCP=0 でワイヤレートを通常キューに双方向印加中に、DSCP=46 で PQ に双方向印加した時、DSCP=46 でドロップ無し・DSCP=0 でドロップが発生するか
   −
==== Ciscoi Trex ====
+
==== Cisco Trex ====
    
* 負荷を印加する分には困らない
 
* 負荷を印加する分には困らない
208行目: 208行目:     
* ping でもそれなりの pps が出る
 
* ping でもそれなりの pps が出る
* ToS を指定して連続実施できるのはレア
+
* ToS を指定して連続実施できるのはが良い
    
== TIPS ==
 
== TIPS ==
229行目: 229行目:     
* IP アドレスを変更しても QoS 用 ACL のメンテナンスが必要ない
 
* IP アドレスを変更しても QoS 用 ACL のメンテナンスが必要ない
* Catalyst3850 から対応、3750 / 4500 / 6500 系は対応しません
+
* Catalyst3850 から対応し、3750 / 4500 / 6500 系は対応しません
    
拠点ごとに Vlan が共通化されている場合は、特に効果が高いです。
 
拠点ごとに Vlan が共通化されている場合は、特に効果が高いです。
255行目: 255行目:  
* ToS=0 のパケットは、重みが低いため他の ToS を持つパケットの犠牲になります
 
* ToS=0 のパケットは、重みが低いため他の ToS を持つパケットの犠牲になります
 
* ポートあたりのキューの数がデフォルトの 2 つよりも増えるため、キューあたりのパケットバッファも割当量が減少します
 
* ポートあたりのキューの数がデフォルトの 2 つよりも増えるため、キューあたりのパケットバッファも割当量が減少します
 +
qos queue-softmax-multiplier や buffers-ratio コマンドでバッファ割り当てを増やすことで、ドロップを減らすことも可能です。
 +
 +
ただし、パケットがドロップしにくくなるため、WRED や WFQ などの Early Drop も発生しにくくなり、パケット差別化がしにくくなるトレードオフがあります。
 +
 +
* CoS / ToS / DSCP の値が低いほど、ドロップ率が上昇するため
    
=== Catalyst3850 / 9000 に ToS=5 のトラフィックを転送しても、絶対優先されないぞ ? 3750 の頃はできたのに・・・ ===
 
=== Catalyst3850 / 9000 に ToS=5 のトラフィックを転送しても、絶対優先されないぞ ? 3750 の頃はできたのに・・・ ===
260行目: 265行目:     
DSCP で音声として定義されているのは、DSCP = 46 の Expedited Forwarding です。
 
DSCP で音声として定義されているのは、DSCP = 46 の Expedited Forwarding です。
* Catalyst3850 以降は DSCP ベースで動作するため、DSCP=46(EF) が絶対優先されます。
+
* Catalyst3850 以降の UADP ASIC 搭載機では DSCP ベースで動作するため、DSCP=46(EF) が絶対優先されます。
 
** EF = Expedited Forwarding
 
** EF = Expedited Forwarding
  

案内メニュー