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トラブル時のエスカレーションも、検証結果を元に行います。
 
トラブル時のエスカレーションも、検証結果を元に行います。
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== UADP ASIC QoS の全体像 ==
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以下の全体像を頭に入れて、自分がどの部分をコンフィグしているのか、把握しながら進めましょう。
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[[ファイル:UADP ASIC QoS Overview.png|代替文=UADP ASIC QoS Overview|なし|サムネイル|1200x1200ピクセル|UADP ASIC QoS Overview]]
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== 入力機能 ==
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=== [https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/switches/lan/catalyst3850/software/release/16-12/configuration_guide/qos/b_1612_qos_3850_cg/configuring_qos.html#concept_359473EBF99C489697FB146963ED74D5 信頼] ===
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Catalyst 3850 では trust dscp がデフォルト設定になっており、IP ヘッダの Differentiated Services フィールドの値をパケットの差別化に使用します。
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=== [https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/switches/lan/catalyst3850/software/release/16-12/configuration_guide/qos/b_1612_qos_3850_cg/configuring_qos.html#concept_BCB3F3F337284C1995E7A1D104B41524 クラシフィケーション (分類)] ===
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IP ACL や MAC ACL などを用いて、パケットを識別する機能です。
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=== [https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/switches/lan/catalyst3850/software/release/16-12/configuration_guide/qos/b_1612_qos_3850_cg/configuring_qos.html#concept_3C8CF6ECF9634FE882006FDDB10F8667 ポリシング] ===
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入力機能で帯域幅を制限するには、ポリシングを使用します。
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バッファを使用しないため、以下のトラフィックに向いています。
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* VoIP
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* PQ
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ブラウジングなど、バースト トラフィックがあったり、TCP 再送でレートが落ちるトラフィックに設定するべきではありません。
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=== [https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/switches/lan/catalyst3850/software/release/16-12/configuration_guide/qos/b_1612_qos_3850_cg/configuring_qos.html#concept_36900FB4D6B5439DBADB67332564BC7A マーキング] ===
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CoS / ToS / DSCP / MPLS EXP フィールドに値をセットしたり、テーブル マップを使用して CoS の値を ToS に反映したりする機能です。
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== 出力機能 ==
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=== [https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/switches/lan/catalyst3850/software/release/16-12/configuration_guide/qos/b_1612_qos_3850_cg/configuring_qos.html#concept_46787FAB600941AC9769403AC4A0C7EC スケジューリング] ===
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スケジューリング自体は、優先度に応じて自動的に行われます。ユーザはキューの種類や内容を設定します。
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* PQ : 優先キュー
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* Q : 通常キュー
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* T : Threshold の略で、しきい値
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class を設定した数が、合計のキューの数になります。
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=== [https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/switches/lan/catalyst3850/software/release/16-12/configuration_guide/qos/b_1612_qos_3850_cg/configuring_qos.html#concept_12D6ABD04BB945D4AE3E242E5BD1E350 クラシフィケーション (分類)] ===
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入力側と同じように、出力側でもパケットを識別します。
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通常出力側では入力側で信頼 or セットした、CoS / ToS / DSCP / MPLS EXP フィールドを使って分類します。
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=== [https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/switches/lan/catalyst3850/software/release/16-12/configuration_guide/qos/b_1612_qos_3850_cg/configuring_qos.html#concept_53FE327EBFE141D88A4ABEF889E143ED シェーピング] ===
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設定したレートに収まるように、帯域幅を制限します。
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ポリシングと異なる点は、バッファリングするために若干の遅延が起きて、TCP 再送が起きにくくなるため、バースト トラフィックをドロップしにくくなる点です。
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CoS / ToS / DSCP / MPLS EXP フィールドの値を元にドロップが判定されるため、通常トラフィックの 0 は非常にドロップしやすい点に注意が必要です。
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=== [https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/switches/lan/catalyst3850/software/release/16-12/configuration_guide/qos/b_1612_qos_3850_cg/configuring_qos.html#task_76777AC787C84236AD681BB964B6DBD7 キュー制限] ===
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=== プライオリティ キュー ===
    
== 構成 ==
 
== 構成 ==
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Cat3850-3
 
Cat3850-3
 
</syntaxhighlight>
 
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== 入力機能 ==
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=== 分類 ===
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=== ポリシング ===
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=== マーキング ===
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== 出力機能 ==
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=== シェーピング ===
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=== 帯域幅制限 ===
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=== プライオリティ キュー ===
      
== サンプル要件 ==
 
== サンプル要件 ==

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