2026-06-12 Interop2026 参加レポート
Interop2026 に参加してきたので、写真をメインにレポートします。
見たとこのまとめ
高速化
普及期が近づく 400G と、AI 対応で最高速の 1.6T
ネットワーク機器でも水冷が本格採用開始
AI 対応
ファイアウォールが AI 関連の脅威に対応
ShowNet
いつものトポロジー図。うーんでかい。
Wi-Fi
字がとてもきれい。Wi-Fi 7 は規格上の最大スループットが 46Gbps になっていますが、実行スループットは 1 - 4Gbps xN というかんじらしい。
Lenovo
ThinkSystem SR645 V3
自作 PC で言う簡易水冷モデルのサーバ。ファンの手前にラジエータが見えます。
1RU だとヒートシンクの高さ・幅が稼げないため、合理的ですね。
CPU 奥側にも水冷配管があるため、2CPU をまとめて冷やす直列接続になっています。
ハードウェア構成の制限や冷却水の使用条件は、ここ に記載があります。
「 28,000 RPM までキッチリ回せ !」
音圧レベルは 41 - 67 dBA とのこと。
ThinkSystem SD 665 (未確認)
CDU とシャットオフ配管
こちらは自作 PC で言う本格水冷で、左側上下のサーバ背面側に CDU (Coolant Distribution Unit) と接続できる配管があります。
コネクタはもちろんシャットオフ対応で、保守・メンテナンスに考慮されています。
- シャットオフ : 配管を取り外すときに、冷却水が漏れないように配管が閉じる仕組み
Lenovo Neptune
Lenovo Neptune というブランド名で水冷を展開している模様。
上記 Neptune の資料によると、Lenovo は純水を使用しているとのこと。
- 水道水など、ミネラル分があるような水は劣化が問題となるため、使用しない
- 他のメーカーはグリコールを使用するため、車の LLC に近いと思われる
SIer が冷却液を充填して保守交換するのか、配管を空にして輸送するのか、保守の建付けで課題がありそうです。
CDU と配管の規格
CDU との接続はまだまだ標準化されていないようで、発生する熱量に応じてメーカーごとに用意するのが一般的とのことです。
ネットワーク機器を含めて一括で水冷化できるように、CDU やコネクタが複数のシステムで使えるようになると良いなと思いました。
OCP で標準化したものがデファクトになっていくのが現実的でしょうか。
- 家で調べてみたら、OCP が UQDB ソケットで接続するように音頭を取っているようでした
Cisco Systems
Cisco C9550 シリーズ スマート スイッチ
Interop BEST of show Award になっていますが、どこにあるのかわかりませんでした。。Catalyst 9500 / 9500X シリーズの後継で、9500 の UADP ASIC -> Silicon One ASIC になっています。(9500X は例外で Silicon One)
400G ネイティブ世代になりましたが、データシートの写真にある 400G x 32 or 64 ポートなどのモデルはまだ発表になっていません。
2RU モデルが新規追加
また、2RU で多ポートのモデルが展開されるようになっています。今回のタイミングでは 2RU だと C9550-96L4D が出ています。
高価なシャーシ型はいらないけど、ポート数が多い BOX 型がほしい、という環境に良さそうです。
データシートは 06/02 に発表されていたようですが、Interop の 06/12 まで気づきませんでした。
まだ出てないモデルあり
写真はあれどもデータシートに記載が無い、C9550-32CD / C9550-64CD が追加で出てきそうです。
Juniper Networks
SRX4700
画像は 2025 年のもの。CGN で使えるそうなので、メーカーの SE さんに色々聞いてきました。
ASIC なしの SRX4300 で 70G CPU 処理とするか、Trio6 ASIC 搭載の SRX4700-700 or SRX4700-1400 にして 700G or 1400G を転送するか。
- IMIX だともうちょっと落ちる
QFX5250-64D
Broadcom Tomahawk6 搭載 1.6T x 64 ポート 102.4 Tbps 搭載 AI/ML スパイン向けスイッチ。
64 ポートなので、2RU になります。
去年 800G x 64 の QFX5240-64D で驚いていたばかりなんですが・・・
今回は Ultra Ethernet 対応として、NVIDIA を追撃する模様です。
ついに水冷の DLC (Direct Liquid Cooling) が標準、空冷がオプションとなりました。
Arista では空冷モデルもあるようですね。
トランシーバの冷却も気になるところです。
配線長の問題があるため、Broadcom Tomahawk6 ASIC が一番フロントパネルポートに近い位置 (手前側) にあります。
中央左にメモリスロットが見えますので、中央は CPU になると思います。
3.2Tbps ? の後継機は配線長問題で CPO 採用モデルがリリースされるんじゃないかなと。
ハードウェアガイドを読んでみると、ラックとの接続は UQDB って規格 (?) で接続するようです。(Lenovo の項目も参照)
MX301
名機 MX204 の後継、MX301 です。ブレークアウトしなくても、いろいろな速度のポートで直接接続できるのがチャームポイント。
ポートの構成は MX301 Deepdive Figure 5 にあり、色ごとのグループ単位で 800Gbps まで使用できる、というポートの使用が可能です。
MX204 , 304 と同様に、オーバーサブスクリプション構成は設定できないです。
- 例) 一番左オレンジのグループ : QSFP-DD 400G x1 + QSFP56 200G x1 + QSFP28 100G x2 = 800Gbps
開発時の資料で SFP112 が記載されていましたが、オミットされたみたいですね。
A10 Networks
生成 AI のプロンプト インジェクションなど、新しい攻撃手法に対応できるファイアウォール みたいです。
時間がなくて写真だけ取ってきました。
A10 は最近高価格になりすぎてる感があり、私が担当する市場だと採用しづらくなってきています。
CLI がかなり好みなので、Paloalto や Fortigate に負けず頑張ってほしいメーカーです。
また、ミッドレンジモデルが軒並みなくなってきており、ハイエンドモデルをライセンスでスループット制限してハイミドルレンジモデルとする、モジュラー ライセンスが導入されてきています。
ZUNDA
ZCR100 と型番不明ルータ
クラウド管理の VPN ルータを月額課金のサブスクモデルで 10G 対応、というルータ。
管理系を LTE 経由として、アウトバウンド接続もできるという謳い文句。
WireGuard で 3.7Gbps 出るらしい、Mesh VPN を組むのがとても良さげ。Tailscale と一緒じゃん !
お食事
KNN「あー、生き返るわぁー」
帰ってきて銭湯入ってお夕飯を食べて終了。

