「2024-07-24 Junos まとめ」の版間の差分

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* 拡張 EoL はエンド・オブ・エンジニアリング (EoE) 36 ヶ月 + 6 ヶ月サポート
* 拡張 EoL はエンド・オブ・エンジニアリング (EoE) 36 ヶ月 + 6 ヶ月サポート
** EEOL と呼ばれる
** EEOL と呼ばれる
2023 年は、以下のサポート期間に改定される。 <ref>[https://supportportal.juniper.net/s/article/2023-JUNOS-Release-Model?language=en_US 2023 JUNOS Release Model]</ref>
* サポートタイムラインはそれぞれのフィーチャー リリースごとに 60 ヶ月 (5 年)
* 1-3 年目 : 3 ヶ月間隔 SIRT / CL1 / CL2 のみ
* 4-5 年目 : 6 ヶ月間隔 SIRT と CL1 のみ
SIRT = Juniper Security Incident Response Team
CL1,Cl2 は記載が無いため、よくわからない。


== アップグレード・ダウングレード ==
== アップグレード・ダウングレード ==

2024年8月8日 (木) 13:32時点における版

「ドーモ、Junos = サン、Network Engineer です」

「ハイクを詠め」

> show version and haiku
Hostname: tky-l3mgmt91
Model: ex2200-c-12t-2g
Junos: 15.1R7-S8.1
JUNOS EX  Software Suite [15.1R7-S8.1]
JUNOS FIPS mode utilities [15.1R7-S8.1]
JUNOS Online Documentation [15.1R7-S8.1]
JUNOS EX 2200 Software Suite [15.1R7-S8.1]
JUNOS Web Management Platform Package [15.1R7-S8.1]


        gdb and me
        joyfully watching bugs flee
        working happily

Junos を初めて触る人は、リファレンスにリンクを張った、ハンズオントレーニングの資料を見るのがおすすめです。

Junos

FreeBSD をベースに開発された、Juniper のネットワーク・オペレーティング・システム。

Cisco の後発であることから、以下の特徴を備えている。

  • 候補コンフィグとコミットによる、2 ステージ コンフィギュレーション
    • コミットでコンフィグを有効化する前に、以下の確認ができる
      • コンフィグ チェックする
      • コンフィグ差分を表示する
    • 時間経過で自動的に切り戻す機能
  • モノリシック カーネルとプロセスごとにメモリを分離した、モジュラー アーキテクチャ [1]
    • 当時の Cisco IOS は、メモリ空間がプロセス間で共有されており、あるプロセスがクラッシュすると、IOS カーネルも影響を受けて、全体が再起動された
      • Windows95-ME に近い動作 (クラッシュはチャメシ・インシデント)

最近の機種ではハイパーバイザとして Linux KVM が動作し、FreeBSD の Junos VM が配下で動作する。

Junos Evolved

データベースをアーキテクチャに組み込んだ、新しい設計の Junos.

  • Arista のまねっこ

ハイパーバイザと Junos の両方が Linux ベースになった。[2]

QFX や PTX など、一部の新機種にのみ導入されているが、新機種 = Evelved ではない。

デフォルトの設定がかなり変更になっている [3] ため、Junos -> Junos Evolved リプレースの際は気をつける必要あり。

バージョンの読み方

xx.2 or xx.4 の最新 SR リリースを選ぶのが基本。

xx.1 , xx.3 : 標準 EoL

xx.2 , xx.4 : 拡張 EoL (EEOL)

  • それぞれ 6 月と 12 月にリリースされる


R : メンテナンス リリースのこと

  • 6 週間ごとにリリースされる

S : サービスリリースのこと

  • メンテナンス リリースで対処されていない重大な問題を修正する
  • このリリースをダウンロードするときは Junos SR を指定する


R と S の後の数字が大きいほど、不具合修正された数が多い。

サポートポリシー

  • 標準 EoL はエンド・オブ・エンジニアリング (EoE) 24 ヶ月 + 6 ヶ月サポート
  • 拡張 EoL はエンド・オブ・エンジニアリング (EoE) 36 ヶ月 + 6 ヶ月サポート
    • EEOL と呼ばれる

2023 年は、以下のサポート期間に改定される。 [4]

  • サポートタイムラインはそれぞれのフィーチャー リリースごとに 60 ヶ月 (5 年)
  • 1-3 年目 : 3 ヶ月間隔 SIRT / CL1 / CL2 のみ
  • 4-5 年目 : 6 ヶ月間隔 SIRT と CL1 のみ

SIRT = Juniper Security Incident Response Team

CL1,Cl2 は記載が無いため、よくわからない。

アップグレード・ダウングレード

標準 EoL リリース・拡張 EoL リリースともに、前後 3 つのリリースにダウングレード、もしくはアップグレードできる。

  • 例) 20.4 を使用中
    • ダウングレード先 : 20.1 , 20.2 , 20.3
    • アップグレード先 : 21.1 , 21.2 , 21.3


拡張 EOL リリースは、前後 2 つの EEOL リリースに直接アップグレードできる。

  • 例) 20.4 を使用中
    • ダウングレード : 19.4 , 20.2
    • アップグレード : 21.2 , 21.4

Martian アドレス

ルーティングできないアドレスとして、Martian アドレスがデフォルトで存在する。[5]

  • show route martian で確認可能

リファレンス

リリース ノート:Junos OSリリース23.1R1

Junos OS Dates & Milestones

ルーティング用のMartianアドレスの認識

Junos OS EvolvedとJunos OSの主な違い

Junos OS EvolvedとJunos OSの動作の違い

Junos ハンズオントレーニング

引用

  1. Junos OS の概要 Junos OSの個々のアーキテクチャモジュールは、適切に定義されたインターフェイスを介して通信しますが、各モジュールは独自の保護されたメモリスペースで動作し、1つのモジュールが別のモジュールを破壊するのを防ぎます。また、必要に応じて各モジュールを独立して再起動することもできます。
  2. Junos OS EvolvedとJunos OSの主な違い Junos OS EvolvedはLinuxカーネル上に構築され、Junos OSはFreeBSDカーネル上で動作します。
  3. Junos OS EvolvedとJunos OSの動作の違い
  4. 2023 JUNOS Release Model
  5. ルーティング用のMartianアドレスの認識 Martianアドレスは、すべてのルーティング情報が無視されるホストまたはネットワークアドレスです。ルーティング デバイスが受信すると、これらのルートは無視されます。これらは通常、ネットワーク上の不適切に設定されたシステムによって送信され、宛先アドレスは明らかに無効です。