「2024-01-16 wakamonog 13 参加レポート」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
ページの作成:「== 参加者 == * 現地とストリーミングで 56 人が参加、リモートは 10 人以下 * 学生と社会人で半々くらい * 県内が 2-3 割、残り…」 |
編集の要約なし |
||
(同じ利用者による、間の2版が非表示) | |||
1行目: | 1行目: | ||
比較的若い層のネットワークに興味のある人が参加する、wakamonog 13 に参加してきました。 | |||
VyOS + VPP を今後家で使いたいと思った。(こなみ) | |||
== 配信がトラブってたので、概要図を書いてみた == | |||
運営のお手伝いしていて全体図がなかったので、その場で書き起こしたもの。間違ってるところもあると思います。 | |||
配信の可否は 1 人に依存していたので、タスクをシェアして対応できる資料があると良いかなと思いました。 | |||
[[ファイル:Wakamonog broadcasting diagram.svg|なし|サムネイル|800x800ピクセル|Wakamonog broadcasting diagram]] | |||
== 参加者 == | == 参加者 == | ||
17行目: | 27行目: | ||
* 今日は # random チャンネルで | * 今日は # random チャンネルで | ||
== LT1 [https://speakerdeck.com/jj1lfc/biao-zhun-hua-tutenanda-ietf-woti-cai-ni 標準化ってなんだ ? IETF を題材に] (JPNIC 大谷 亘さん) == | == LT1 : [https://speakerdeck.com/jj1lfc/biao-zhun-hua-tutenanda-ietf-woti-cai-ni 標準化ってなんだ ? IETF を題材に] (JPNIC 大谷 亘さん) == | ||
デファクト・スタンダードとデジュール・スタンダードが存在する。 | デファクト・スタンダードとデジュール・スタンダードが存在する。 | ||
25行目: | 35行目: | ||
** RFC | ** RFC | ||
== LT2 IP アドレスの例で例示アドレス帯使ってます ? (東京大学 momoka さん) == | == LT2 : IP アドレスの例で例示アドレス帯使ってます ? (東京大学 momoka さん) == | ||
IPv6 は /32 が 1 つしかないので、分かりにくすぎる件。 | |||
* 始まりが同じ 2011:db8:: Prefix ばかりになってしまう | |||
* 例) 異なる AS を表現したいのに、似たアドレスで表記されてしまう | |||
最近は増やそうとする動きが RFC に存在する。 | |||
=== RFC について === | |||
IPv4 : RFC5737 | IPv4 : RFC5737 | ||
IPv6 : RFC3879 | IPv6 : RFC3879 | ||
== LT3 [https://speakerdeck.com/takehaya/wakamong13-lt-getstarted-with-vpp-high-performance-bgp-router VPPで始める High Performance BGPルーター] (BBSakura Networks 早坂 彪流さん) == | == LT3 : [https://speakerdeck.com/takehaya/wakamong13-lt-getstarted-with-vpp-high-performance-bgp-router VPPで始める High Performance BGPルーター] (BBSakura Networks 早坂 彪流さん) == | ||
BGP ルータが高い。。のでソフトウェア ルータ + VPP で安くて速く動作する BGP ルータを作ろう ! | |||
=== VPP + FRR を使おう === | |||
FD.io ってのが Cisco 主体で作ってる OSS なソフトウェアスイッチ。 | |||
VPP はデータ プレーンしかなくて、DPDK で動く。 | |||
=== linux-cp === | |||
Linux のルートと VPP のルートを tap injector でミラーリングする。 | |||
=== VyOS でも使えるようになってきている === | |||
動くとは言っていない。(筆者のコメント) | |||
== パネル ディスカッション : イベントネットワーク構築のススメ == | |||
=== イベント ネットワークとは ? === | |||
イベントに合わせて要件を達成する、一時的に設計・構築するネットワーク。 | |||
* 無線 LAN で多数のクライアントを収容 | |||
* 超高速インターフェースや回線 | |||
* IPv6 マルチキャストを通したい | |||
=== イベント ネットワーク構築の苦労話 === | |||
* 一週間前の土日は徹夜になってしまった | |||
* 急増のチームなので、コミュニケーションが難しい | |||
=== 参加してわかったネットワーク業界の見え方や今後の展望 === | |||
* リーダーの立場だったけど、トラブルシューティングに熱中して、夜 21:00 になってしまった | |||
** 手が空いた人を帰せた | |||
** プラン B にフォールバックできた | |||
* リーダーは準備までは動く、本番は何もしないのが理想 | |||
* 大人 1 人と子供 2 人を 1 チームにして動いたプロジェクトがあったが、結構うまくいった | |||
* NOC メンバーとして参加することが、今後ネットワーク業界のゲートウェイになる良いなと考えている | |||
* 教授「QuNOG 参加するために、沖縄へ行こう」 学生「はい (おいしそう)」 | |||
* 長崎に 10 泊して、おいしいものをいっぱい食べました (おいしい) | |||
== リンク == | |||
[https://wakamonog.connpass.com/event/304815/ wakamonog meeting 13 (connpass)] | |||
[[カテゴリ:レポート]] |
2024年1月17日 (水) 16:54時点における最新版
比較的若い層のネットワークに興味のある人が参加する、wakamonog 13 に参加してきました。
VyOS + VPP を今後家で使いたいと思った。(こなみ)
配信がトラブってたので、概要図を書いてみた
運営のお手伝いしていて全体図がなかったので、その場で書き起こしたもの。間違ってるところもあると思います。
配信の可否は 1 人に依存していたので、タスクをシェアして対応できる資料があると良いかなと思いました。
参加者
- 現地とストリーミングで 56 人が参加、リモートは 10 人以下
- 学生と社会人で半々くらい
- 県内が 2-3 割、残りは県外
wakamonog て何 ?
- 知識だけではない、人と人のつながりを大事にするコミュニティ
wakamonog に参加してみよう
- https://wakamonog.jp/ から Slack に参加
- 今日は # random チャンネルで
LT1 : 標準化ってなんだ ? IETF を題材に (JPNIC 大谷 亘さん)
デファクト・スタンダードとデジュール・スタンダードが存在する。
- デファクト・スタンダード : 事実上の標準で、シェアの高い製品が標準の元になる
- デジュール・スタンダード : 公的機関や標準化機関が定められた手続きや法制度に則って策定
- IEEE
- RFC
LT2 : IP アドレスの例で例示アドレス帯使ってます ? (東京大学 momoka さん)
IPv6 は /32 が 1 つしかないので、分かりにくすぎる件。
- 始まりが同じ 2011:db8:: Prefix ばかりになってしまう
- 例) 異なる AS を表現したいのに、似たアドレスで表記されてしまう
最近は増やそうとする動きが RFC に存在する。
RFC について
IPv4 : RFC5737
IPv6 : RFC3879
LT3 : VPPで始める High Performance BGPルーター (BBSakura Networks 早坂 彪流さん)
BGP ルータが高い。。のでソフトウェア ルータ + VPP で安くて速く動作する BGP ルータを作ろう !
VPP + FRR を使おう
FD.io ってのが Cisco 主体で作ってる OSS なソフトウェアスイッチ。
VPP はデータ プレーンしかなくて、DPDK で動く。
linux-cp
Linux のルートと VPP のルートを tap injector でミラーリングする。
VyOS でも使えるようになってきている
動くとは言っていない。(筆者のコメント)
パネル ディスカッション : イベントネットワーク構築のススメ
イベント ネットワークとは ?
イベントに合わせて要件を達成する、一時的に設計・構築するネットワーク。
- 無線 LAN で多数のクライアントを収容
- 超高速インターフェースや回線
- IPv6 マルチキャストを通したい
イベント ネットワーク構築の苦労話
- 一週間前の土日は徹夜になってしまった
- 急増のチームなので、コミュニケーションが難しい
参加してわかったネットワーク業界の見え方や今後の展望
- リーダーの立場だったけど、トラブルシューティングに熱中して、夜 21:00 になってしまった
- 手が空いた人を帰せた
- プラン B にフォールバックできた
- リーダーは準備までは動く、本番は何もしないのが理想
- 大人 1 人と子供 2 人を 1 チームにして動いたプロジェクトがあったが、結構うまくいった
- NOC メンバーとして参加することが、今後ネットワーク業界のゲートウェイになる良いなと考えている
- 教授「QuNOG 参加するために、沖縄へ行こう」 学生「はい (おいしそう)」
- 長崎に 10 泊して、おいしいものをいっぱい食べました (おいしい)