「2023-08-11 NSX-T まとめ」の版間の差分

提供:hkatou_Lab
ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
 
(同じ利用者による、間の2版が非表示)
49行目: 49行目:
** Intel <ref>[https://docs.vmware.com/jp/VMware-NSX/4.1/installation/GUID-11417AA2-5EBC-49C7-8A86-EB94604261A6.html#intel--0 NSX Edge ノードは、Intel のチップセットを搭載した ESXi ベースのホストでサポートされます。]</ref>
** Intel <ref>[https://docs.vmware.com/jp/VMware-NSX/4.1/installation/GUID-11417AA2-5EBC-49C7-8A86-EB94604261A6.html#intel--0 NSX Edge ノードは、Intel のチップセットを搭載した ESXi ベースのホストでサポートされます。]</ref>
** AMD <ref>[https://docs.vmware.com/jp/VMware-NSX/4.1/installation/GUID-11417AA2-5EBC-49C7-8A86-EB94604261A6.html#amd-epyc-1 NSX Edge ノードは、AMD ベースのチップセットでもサポートされています。]</ref>
** AMD <ref>[https://docs.vmware.com/jp/VMware-NSX/4.1/installation/GUID-11417AA2-5EBC-49C7-8A86-EB94604261A6.html#amd-epyc-1 NSX Edge ノードは、AMD ベースのチップセットでもサポートされています。]</ref>
* ベアメタルは複数の OS をサポート  
* ベアメタルは 2 種類あり、複数の OS をサポート  
** [https://docs.vmware.com/jp/VMware-NSX/4.1/installation/GUID-14C3F618-AB8D-427E-AC88-F05D1A04DE40.html NSX Edge ベア メタルのメモリ、CPU およびディスクの要件]
** VMware がカスタムした Linux OS : NSX Edge ベア メタルの NIC 要件 [https://docs.vmware.com/jp/VMware-NSX/4.1/installation/GUID-14C3F618-AB8D-427E-AC88-F05D1A04DE40.html#nsx-edge---nic--3]
** [https://docs.vmware.com/jp/VMware-NSX/4.1/installation/GUID-26D8A6AE-FC16-428D-8A11-6A581091F2CF.html ベア メタル サーバ システムの要件]
*** DPDK で高パフォーマンス狙い
** VM よりも高パフォーマンスを狙う構成となるため、NIC は DPDK 対応を用意するのが一般的と思われる
*** 恐らく telco クラウドの NFV や DCI に向いた選択肢
** NIC のサポートは、2 パターンあります
*** 特定の型式の NIC をサポート
*** VMware がカスタムした Linux OS : NSX Edge ベア メタルの NIC 要件 [https://docs.vmware.com/jp/VMware-NSX/4.1/installation/GUID-14C3F618-AB8D-427E-AC88-F05D1A04DE40.html#nsx-edge---nic--3]
** Linux か Windows にインストールした NSX Edge : ベア メタル サーバ システムの要件 <ref>Linux を実行している物理サーバの場合:オペレーティング システムでサポートされている以外に、物理 NIC に制限はありません。</ref>
**** DPDK で高パフォーマンス狙い
*** OS がサポートする NIC なら OK で、幅広い NIC が使用可能
**** 特定の型式の NIC をサポート
** VM よりも高パフォーマンスを狙う構成となるため、ベアメタルにする時点で NIC は DPDK 対応を用意するのが一般的と思われる
*** Linux か Windows にインストールした NSX Edge : ベア メタル サーバ システムの要件 <ref>Linux を実行している物理サーバの場合:オペレーティング システムでサポートされている以外に、物理 NIC に制限はありません。</ref>
**** OS がサポートする NIC なら OK で、幅広い NIC が使用可能


==== vCenter ====
==== vCenter ====
66行目: 64行目:
{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
|+
|+
!
今回構築する構成
!
!ホスト Hypervisor
!
!Nexsted Hypervisor
!
!VM
!Size
!vCPU
!Memory
!SSD
|-
|-
|Host ESXi 7.0
|Host ESXi 7.0.0
|
|
|
|
|
|
|40
|128
|1TB
|-
|-
|使用量
|
|
|Nested ESXi 7.0#1
|
|
|
|
|36
|108
|360
|-
|
|Nested ESXi 7.0.2#1
|
|
|12
|36
|500 (thin)
|-
|-
|
|
|
|
|NSX Manager#1
|NSX Manager#1
|
|Small
|4
|16
|300 (thin)
|-
|-
|
|
|
|
|NSX Edge#1
|NSX Edge#1
|Small
|2
|4
|200 (thin)
|-
|
|
|
|vCenter
|Small
|4
|19
|480 (thin)
|-
|-
|
|
|
|
|Guest VM#1
|Guest VM#1
|
|
|
|
|
|-
|-
|
|
|Nested ESXi 7.0#2
|Nested ESXi 7.0.2#2
|
|
|
|
|12
|36
|500 (thin)
|-
|-
|
|
|
|
|NSX Manager#2
|NSX Manager#2
|
|Small
|4
|16
|300 (thin)
|-
|-
|
|
|
|
|NSX Edge#2
|NSX Edge#2
|
|Small
|2
|4
|200 (thin)
|-
|-
|
|
|
|
|Guest VM#2
|Guest VM#2
|
|
|
|
|
|-
|-
|
|
|Nested ESXi 7.0#3
|Nested ESXi 7.0.2#3
|
|
|
|
|12
|36
|500 (thin)
|-
|-
|
|
|
|
|NSX Manager#3
|NSX Manager#3
|
|Small
|4
|16
|300 (thin)
|-
|-
|
|
|
|
|NSX Edge#3
|NSX Edge#3
|
|
|
|
|
|-
|-
134行目: 188行目:
|
|
|Guest VM#3
|Guest VM#3
|
|
|
|
|
|}
|}

2023年8月14日 (月) 09:50時点における最新版

VMware NSX-T 4.1 をインストールしてみるため、集めた情報をまとめました。

公式情報

インストール

NSX インストール ガイド (HTML)

NSX インストール ガイド (PDF)

構成

NSX クイック スタート ガイド (HTML)

NSX クイック スタート ガイド (PDF)

準備

ハードウェア

1. ベアメタルで 3 台

  • 商用で冗長性ありで最小構成のハードウェアを導入する場合は以下となる
    • #1 : NSX Manager#1 / NSX Edge#1 / vCenter
    • #2 : NSX Manager#2 / NSX Edge#2
    • #3 : NSX Manager#3
  • VMware の推奨構成は、8 台のハードウェアで以下となる
    • 3 台 : NSX Manager [1]
    • 2 台 : NSX Edge
    • 2 台 : コンピュートノード (ゲスト VM)

2. 大量のメモリを積んだサーバで Nested ESXi x3 をデプロイ

  • 1. のベアメタル 3 台構成を Nested ESXi x3 で模擬する
  • Nested ESXi は商用でサポートされないため、検証用途のみで使用する

ソフトウェア

NSX Manager

  • vCenter , NSX Edge を統合管理し、GUI や API を提供する
  • ハイパーバイザとして KVM もサポートされる

NSX Edge

  • NSX 外部とのネットワーク接続を提供するノード
  • BGP / IPsec / NAT / セキュリティなどを提供する
  • VM でも動作可能だが、ハイパフォーマンス用途にベアメタル構成もサポートする
    • VM では 2.51 から HA が動作する [2]
  • ハイパーバイザは Intel / AMD チップセットの vSphere (ESXi) のみをサポート [3]
  • ベアメタルは 2 種類あり、複数の OS をサポート
    • VMware がカスタムした Linux OS : NSX Edge ベア メタルの NIC 要件 [1]
      • DPDK で高パフォーマンス狙い
      • 恐らく telco クラウドの NFV や DCI に向いた選択肢
      • 特定の型式の NIC をサポート
    • Linux か Windows にインストールした NSX Edge : ベア メタル サーバ システムの要件 [6]
      • OS がサポートする NIC なら OK で、幅広い NIC が使用可能
    • VM よりも高パフォーマンスを狙う構成となるため、ベアメタルにする時点で NIC は DPDK 対応を用意するのが一般的と思われる

vCenter

  • vSphere (ESXi) を統合管理する
今回構築する構成
ホスト Hypervisor Nexsted Hypervisor VM Size vCPU Memory SSD
Host ESXi 7.0.0 40 128 1TB
使用量 36 108 360
Nested ESXi 7.0.2#1 12 36 500 (thin)
NSX Manager#1 Small 4 16 300 (thin)
NSX Edge#1 Small 2 4 200 (thin)
vCenter Small 4 19 480 (thin)
Guest VM#1
Nested ESXi 7.0.2#2 12 36 500 (thin)
NSX Manager#2 Small 4 16 300 (thin)
NSX Edge#2 Small 2 4 200 (thin)
Guest VM#2
Nested ESXi 7.0.2#3 12 36 500 (thin)
NSX Manager#3 Small 4 16 300 (thin)
NSX Edge#3
Guest VM#3

用語

トランスポートノード

引用