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ipv6 route 2001:DB8:254::/48 Null0 254
 
ipv6 route 2001:DB8:254::/48 Null0 254
 
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=== コンフィギュレーションのポイント ===
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==== ipv6 nd ra suppress all ====
 
==== ipv6 nd ra suppress all ====
 
ルータ間でルーティング プロトコルを動作させる場合、ルータを広告する ICMPv6 RA (ルータ アドバタイズメント) は無効化しましょう。
 
ルータ間でルーティング プロトコルを動作させる場合、ルータを広告する ICMPv6 RA (ルータ アドバタイズメント) は無効化しましょう。
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この例では Null0 インターフェース宛のルートを持つことで、常に IGP でルートを持つように設定しています。
 
この例では Null0 インターフェース宛のルートを持つことで、常に IGP でルートを持つように設定しています。
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=== 総評 ===
 
=== 総評 ===
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|ポイント
=== コンフィギュレーションのポイント ===
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| colspan="3" |IPv4 の OSPFv2 では、OSPF に参加させるインターフェースを router ospf 配下の network で指定し、IPv6 の OSPFv3 ではインターフェースで指定する点が異なります。
IPv4 の OSPFv2 では、OSPF に参加させるインターフェースを router ospf 配下の network で指定し、IPv6 の OSPFv3 ではインターフェースで指定する点が異なります。
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OSPFv3 で address-family ipv4 と ipv6 を設定する方法もあります。
 
OSPFv3 で address-family ipv4 と ipv6 を設定する方法もあります。
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OSPFv3 はルーティングにリンク ローカル アドレスを使用するため、このコマンドか、手動でリンク ローカル アドレスを設定することが必要です。
 
OSPFv3 はルーティングにリンク ローカル アドレスを使用するため、このコマンドか、手動でリンク ローカル アドレスを設定することが必要です。
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=== 総評 ===
 
=== 総評 ===
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ipv6 dhcp client request vendor
 
ipv6 dhcp client request vendor
 
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|ポイント
=== コンフィギュレーションのポイント ===
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| colspan="3" |IPv4 と異なる最大の点は、ゲートウェイの設定は ICMPv6 で配布する点が IPv4 と最も異なる点です。
IPv4 と異なる最大の点は、ゲートウェイの設定は ICMPv6 で配布する点が IPv4 と最も異なる点です。
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IPv6 は最初期に ICMPv6 で何でも配布しよう、と RFC で考えられていましたが、現在の ISP では DHCPv6 で配布するケースが多数です。
 
IPv6 は最初期に ICMPv6 で何でも配布しよう、と RFC で考えられていましたが、現在の ISP では DHCPv6 で配布するケースが多数です。
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default をつけた場合は、RA のデフォルト ゲートウェイをルーティング テーブルにインストールします。
 
default をつけた場合は、RA のデフォルト ゲートウェイをルーティング テーブルにインストールします。
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=== 総評 ===
 
=== 総評 ===
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|ポイント
=== 確認のポイント ===
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==== State/PfxRcd ====
 
==== State/PfxRcd ====
 
数字が出ているのが正常で、Establish ステータス + 受信しているルート数を意味します。
 
数字が出ているのが正常で、Establish ステータス + 受信しているルート数を意味します。
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この表示は FIB を意味します。
 
この表示は FIB を意味します。
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== OSPF 確認 ==
 
== OSPF 確認 ==
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=== 確認のポイント ===
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| colspan="3" |IPv4 の OSPFv2 でも IPv6 の OSPFv3 でも、確認するポイントはあまり変わりません。
IPv4 の OSPFv2 でも IPv6 の OSPFv3 でも、確認するポイントはあまり変わりません。
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IPv6 の場合はネクスト ホップがリンク ローカル アドレスになる点は、把握しておいたほうが良いでしょう。
 
IPv6 の場合はネクスト ホップがリンク ローカル アドレスになる点は、把握しておいたほうが良いでしょう。
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OSPF ではエリアに属しているインターフェースのプレフィックスが、OSPF ルートにインストールされます。
 
OSPF ではエリアに属しているインターフェースのプレフィックスが、OSPF ルートにインストールされます。
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== ゲートウェイ (Core) とホスト (CPE) 確認 ==
 
== ゲートウェイ (Core) とホスト (CPE) 確認 ==
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8.8.8.8
 
8.8.8.8
 
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|ポイント
=== 確認のポイント ===
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| colspan="3" |設定でも同様ですが、IPv4 の DHCP は IPv6 だと ICMPv6 ND RA + DHCPv6 に変わっているため、コマンドも別々に取る必要があります。
設定でも同様ですが、IPv4 の DHCP は IPv6 だと ICMPv6 ND RA + DHCPv6 に変わっているため、コマンドも別々に取る必要があります。
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==== show ip interface brief / show ipv6 interface Brief ====
 
==== show ip interface brief / show ipv6 interface Brief ====
 
設定している IPv4 IPv6 を確認します。
 
設定している IPv4 IPv6 を確認します。
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個別に確認するコマンドは、IOS-XE に無いようです。
 
個別に確認するコマンドは、IOS-XE に無いようです。
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= リファレンス =
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[https://www.cisco.com/c/ja_jp/support/routers/cloud-services-router-1000v-series/products-installation-and-configuration-guides-list.html Cisco Cloud Services Router 1000V シリーズ コンフィギュレーション ガイド]
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* [https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/ios-xml/ios/iproute_bgp/configuration/xe-16-10/irg-xe-16-10-book.html IP ルーティング:BGP コンフィギュレーション ガイド(Cisco IOS XE Gibraltar 16.10.x 向け)]
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* [https://www.cisco.com/c/dam/global/ja_jp/td/docs/ios-xml/ios/iproute_ospf/configuration/xe-16/iro-xe-16-book.pdf IP ルーティング:OSPF コンフィギュレーションガイド]
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* [https://www.cisco.com/c/dam/global/ja_jp/td/docs/ios-xml/ios/ipv6_basic/configuration/xe-16/ip6b-xe-16-book.pdf IPv6 アドレッシングおよび基本接続コンフィギュレーション ガイド]
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[[カテゴリ:ラボ]]
 
[[カテゴリ:ラボ]]
 
[[カテゴリ:IPv6]]
 
[[カテゴリ:IPv6]]

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